広島市議会 2021-09-17 令和 3年第 3回 9月定例会−09月17日-02号
高速5号線は平成12年に事業着手しましたが,高速1号線福木トンネル工事で地表面の沈下が発生したことを受けて,工事を一旦休止して工法を再検討し,地表面の沈下の抑制に優れたシールド工法に変更した上で,平成24年12月に事業再開が決まりました。
高速5号線は平成12年に事業着手しましたが,高速1号線福木トンネル工事で地表面の沈下が発生したことを受けて,工事を一旦休止して工法を再検討し,地表面の沈下の抑制に優れたシールド工法に変更した上で,平成24年12月に事業再開が決まりました。
より安全なシールド工法に変更するからと,事業費を大きく膨らませてきた経過があります。ところが,そのシールド工法でも,予測以上に岩盤が堅く複雑で何度も工事が中断し,掘削マシンの刃の交換が度々必要になり,さらなる事業費追加が予想されています。今後掘削工事が住宅団地直下に差しかかります。
県と市はこの10年間,事業の性格上,県・市の費用負担率が決まっている,例えば東部地区連続立体交差事業については,財政状況の悪化を理由に見直し,予算額の削減を,また,広島空港へのアクセス向上,交通政策の一環としては,広島高速5号線の二葉山トンネルのシールド工法で予算額を増額,さらにその後,契約問題でさらなる増額。
本工事も同じシールド工法であるため,同じような掘削振動による陥没事故や周辺住宅への影響がないよう安全な工事が行われることを求めておきます。 以上,討論を終わります。 ○山田春男 議長 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。 本件は,いずれも委員会の報告どおり決するに御異議ございませんか。
本工事は,整備中の都市計画道路長束八木線の地中部において,シールド工法により延長約1,000メートル,内径約5.25メートルの雨水貯留管を整備するものです。シールドを掘進する路線は谷地形を有していることから,土質性状が一様ではなく,転石を含む堆積層も想定されたため,あらかじめ通常の約2倍に相当する11か所のボーリング調査を実施し,その結果を踏まえ,シールドマシンを製造しています。
発注者の公社としては,これはシールド工法による工事費の見込みが甘かったし,300億円程度の事業費に見直す必要があると予定事業費を再検討せざるを得ないとなぜ考えなかったのでしょうか。市としては,この時点での公社の判断をどう受けとめておられるかお答えください。 次に,200億円での契約に至った経緯についての認識を伺います。
その際,トンネル工事に反対する住民に対して,安全性や採算性があると説明したのがシールド工法です。それなのに,昨年7月,公社から報告があるまで工事費増額問題を知らなかったという市の説明は,余りにも不自然です。当初の200億円の契約額さえクリアできれば,JVのいいなりに事業費を膨らませ,税金をつぎ込むというシナリオを,市と県も了解していたんではありませんか。
今回の公社が進めているシールド工法によるトンネル工事の契約事務そのものについて,その事務の各過程においては,県・市が積極的に指導・監督することができなかったのでしょうか。契約事務を進める過程において,JVから提出されていた当初見積もり300億円が約200億円に減額されたときに何らかの指導が行われていたならば,今回のような問題は発生しなかったのではないかと考えます。
シールドトンネル,シールド工法で掘削をするからより安全に掘るということで,そういうことで事業の再開を決定をされました。その直後に就任をされたのが広島市の道路交通局長であります。2014年から2017年,公社の人事としては異例とも言える4年間,理事長と副理事長がかわっていないという,それだけシールド工法で着工するその期間,そういう意味では大変重要な期間を担って就任をされたということであります。
平成24年8月,同委員会からは,トンネル掘削がナトム工法とシールド工法のいずれであっても地表の建物に被害が生じない状況で,安全なトンネル工事が可能であるとの報告がなされました。
そのような住民の不安が今回の調停で拭えるのかは疑問ですが,調停内容を見ますと,最も地表面沈下の抑制にすぐれたシールド工法の採用,万全の調査・計測管理体制の整備,影響が発生した場合の誠実で適切な補償対象を講じることを約束するものになっております。この調停が今議会で議決されれば,調停内容を誠実に実行していくことになります。
当委員会によって安全なトンネル工事が可能であると評価した報告書が取りまとめられ,平成24年12月に県知事と市長はそれを受けて工法を一部,シールド工法に変え,5号線事業の再開を決定しました。
◆14番(連石武則) 要は,この43.2%というのは,あくまでも40年という耐用年数,これは国が基準として示されておるというふうに伺っておりますが,そういうふうなことを何もせずに,今シールド工法とかで内部をシールド化するとか,そういうふうなことを進めてこられておると認識しておるんですが,そういう手を加えないことによって43%に達しますよということであって,そういうことは事業の上ではきちっと処理をしていく
そして,平成24年8月,同委員会から地表の建物に被害が生じない状況で安全なトンネル工事が可能であるとの報告がなされたことから,県,市では平成24年12月に最も地表面沈下の抑制にすぐれたシールド工法を採用することなどにより,安全性の確保は可能とし,当該事業を再開いたしました。
三つ目には,5号線トンネル工事に係る事業費の総額で幾らになるのか,また,シールド工法に見直す前に比較して何倍になるのか,今後ふえるとしたらどういったところでどれぐらいを想定されているのか,お答えください。 最後に,第147号議案,恵下埋立地建設工事契約の締結について伺います。
二葉山の岩盤をシールド工法で掘削する計画ですが,震動によるトンネル上部への影響は全く検証されていません。建設は中止すべきであり,これ以上,出資金を増額することは認められません。 最後に2点申し添えたいと思います。 第32号議案は,昨日の予算特別委員会で,市長の退職金50%削減の修正案は否決されました。
シールド工法は軟弱地盤の掘削に採用されている工法で,地下鉄や下水道トンネルなどで使用されるのが一般的と言われていますが,なぜかたい岩盤の二葉山をシールド工法で掘削することになったのでしょうか。その理由と,誰が,どこで決めた工法なのかお答えください。シールド工法での沈下予測や検証はいつ,誰が行うのでしょうか。
高速5号線につきましては,昨年末,シールド工法の採用等により,住民生活の安全性を最大限確保するとともに,安心の確保につきましては,万が一建設工事を原因とする地表面沈下等により被害が発生した場合には,誠実かつ適切な補償を行い,負うべき責任は全面的に負うという基本的な考え方に立ち,事業の再開を決定をいたしました。
高速5号線につきましては,議会の決議や経済界の意見等も踏まえ,将来にわたり広島の活力とにぎわいを生み出し続けていく上で,欠かすことのできない都市基盤であるとの考え方に立ち,それと同時に住民生活の安全確保,不安解消について,地表面沈下の抑制に最もすぐれたシールド工法を採用することなど,万全の対応を行うことで,事業の再開を決定したものでございます。
高速5号線に係る事業費につきましては,地表面沈下を最大限抑制すると同時に,福木トンネルのように事業費が増大することがないよう,シールド工法を採用することとした上で積算をしているところでございます。 また,今回の市債の増加分については,毎年度の予算編成を通じて,公共事業費全体の中で市債残高を抑制することにより,財政運営方針で掲げた目標を達成し得るものと考えております。 以上でございます。